top of page

障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク通信 2025年冬号

  • 執筆者の写真: 管理者
    管理者
  • 2月20日
  • 読了時間: 6分

 私こと、事務局長の古庄の地元において、1月15、16日、障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク大牟田大会を開催しました。

 国会議員含め、障害のある議員、研究者など30名超が大牟田市に集まり、アリーナを中心とした本市の特徴的施策を視察し、16日は参加者の政策を共有しました。

 15日の懇親会には、大牟田市の関市長、徳永議長も参加頂き、懇親を深めました。また、竹田良平・石川県議会議員がその日に帰られるため、懇親会前の15分間ですが、能登半島地震の現状を報告頂きました。

 翌16日には、馬垣安芳氏、大場和正氏による政治ネット設立時についての対談、政策的意見交換会を行い、充実した2日間でした。

 その様子を15日夕方のNHK福岡のニュースとラジオで放送頂きました。また、後日、朝日新聞、地元の有明新報に大きく取り上げて頂きました。

 バリアフリールームがあるホテルが少なく、アリーナが駅から遠いなど、参加頂いた皆様にはご不便をおかけすることが多々あったと思いますが、10万人都市の大牟田市に、舩後靖彦参議院議員を始め、全国の障害当事者議員にお集まり頂き、おおむたアリーナをご視察頂き、意見交換できましたことは、大牟田市にとりまして大きな財産になりました。

 ご参加頂いた皆様に感謝申し上げます。今大会の果実が各地の政策立案の一助となれば幸いです。          2025年2月 事務局長 大牟田市議会副議長 古庄和秀

■おおむたアリーナの行政視察

 市担当者からアリーナ及び周辺の延命公園地区のバリアフリーについて、具体的に雲仙、多良岳、有明海が一望できる新しい配水池には障害者優先駐車場、多目的トイレが整備された等の説明を受けました。その後、館内を視察し、意見交換を交わしました。

 

■能登半島地震の1月14日時点の報告(竹田良平・石川県議会議員)

・死者498(うち災害関連死270)

・住宅被害 全壊6083 半壊18369 一部破損83299

      床上浸水6 床下浸水5←浸水は志賀町のみ

・1次避難所 輪島市のみ 2か所 8名

・福祉避難所476か所開設 のべ避難者数は1688人

・公費解体(12月末時点)3万4839棟申請 うち1万4152棟完了

・仮設住宅について

・仮設住宅等における

通所・在宅サービス

の復興拠点

  輪島市4

  珠洲市2

  能登町1

 

 

■政治ネット設立時についての対談

(馬垣安芳氏、大場和正氏)

 大牟田大会別紙報告「政治ネット設立前後の歴史を振り返る対談」参照

 

 

 

■政策的意見交換会

 議員ひとりひとり順次取組事例や、そもそもなぜ障害者で議員をしているのかや何をやりたいのかなど発表がありました。

■有明新報

(2025年1月22日)

 

■NHK福岡 NEWS WEB  01月15日19時42分

難病・障害ある議員が体育館のバリアフリー設備視察 大牟田市

難病や障害を抱えながら議員として活動している人たちが大牟田市に集まり、今年度新たにオープンした市の体育館のバリアフリーの設備などを視察しました。

これは障害者の政治参加などを進める全国ネットワークが企画し、難病や障害のある国会議員や地方議員、それに支援者など全国からおよそ30人が参加しました。

15日訪れたのは去年の春オープンした体育館「おおむたアリーナ」で、まず市の担当者から、周辺一帯も含めてバリアフリー化を進めたことや、障害の有無や性別を問わず使用できるトイレといったユニバーサルデザインを採用したことについて説明を受けました。

続いて参加者は館内をまわり、電動車いすが回転できる広さのトイレやアリーナに設けられた車いす専用の観客席などを見学しました。首の神経を損傷し体にまひがある群馬県伊勢崎市の高橋宣孝議員は、「大牟田市の人口は伊勢崎市のおよそ半分だが設備を充実させ

いて市民の気概を感じた。自分の市でももっとバリアフリーを進めたい」と話していました。

また、兵庫県明石市の家根谷敦子議員は耳が不自由なため手話で「明石市は細長いので市の真ん中にこのような施設が作れたらと思う。トイレなどを参考にしたい」と話していました。

視察は2日間で、16日は各地の障害者政策について意見交換が行われるということです。

 

■朝日新聞デジタル 川村さくら2025年1月22日 10時30分

大牟田で障害ある議員らの全国大会 各地の事例紹介でノウハウ共有

 障害のある議員たちでつくる「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」の全国大会が15、16日、福岡県大牟田市のおおむたアリーナ(市総合体育館)で開かれた。日本各地から17人、うち県内からは6議員が参加。2024年に完成したアリーナ内の合理的配慮を視察したり、互いの地元の政策を共有したりした。

 ネットワークは1996年に発足。以来、障害の有無に関わらず政治参加ができる環境の充実を目指して活動している。障害のある議員は2024年10月末時点で全国に50人いるといい、そのうち34人が会員。自身に障害がある人のほか、家族に障害がある人や障害福祉に強い関心がある議員たちだ。

 全国大会は年に2度。ネットワークでは、脳性まひのため車いすで、大牟田市議6期目で副議長の古庄和秀市議が長く事務局長を務めている。その縁で今回は同市が会場となった。

 遠方は東京都足立区や神奈川県茅ケ崎市の議員、ALS(筋萎縮性側索硬化症)でれいわ新選組に所属する舩後靖彦参院議員も訪れた。車いすの議員が7人。聴覚障害のある議員もいて、発言は常に手話通訳者によって訳された。

 大会では、1日目はアリーナを視察。広いスペースが確保されて車いす用のまま入れるトイレやシャワー室などを見学した。市民らの意見を聞くためのワークショップを経て設計したことを市の担当者から話を聞いた。

 2日目は議員たちが地元について発表。苅田町の駅へのエレベーター設置計画が進行中であること、飯塚市の体育館の手すりが弱いと市民から相談を受けて改修させたこと、久留米市の障害者の個別避難訓練などが発表された。

 大会では政策の中身だけでなく、実現への経緯や思いを共有してきた。この日議員たちからは「ここに来るとこれからもがんばろうと思える」「政治家は弱者のための存在なんだと思いを強くできる」など会についての言葉も聞かれた。

 藤林詠子・久留米市議は1990年代にはすでに筑後地区に車いすの議員が3人いて、仲間同士でノウハウを共有することで県内では障害当事者の議員らがバトンをつないできたと話した。「全国とつながるだけでなく、近くですぐ相談できる議員たちとも関係を作って」とアドバイスをした。

 藤林市議の紹介で大会を見学した久留米市の高校生木引祥太郎さん(17)は筋ジストロフィーで車いす生活。公立中学校に昇降機の設置を断られた際、自ら募金活動で資金を集めてしぶとく設置を実現させた。「議員さんたちが『政策の実現のためにはしつこく言い続けることが大事』と言っていて、自分がやってきたことも合っていたんだなと思えた。実現のため動き続けられる議員さんたちはすごい」と話した。

 

■次期大会は、事務局で検討します。



Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page